エスプレッソの粉の塊をなくして均一に! PESADO CLUMP CRUSHERを紹介
エスプレッソをおいしく抽出するためには、フィルターにセットしたコーヒーの粉がいかに均一であるかが重要です。グラインダーで挽いた粉は時々かたまりができてしまうこともあります。
そんな時に役立つのがPESADO CLUMP CRUSHER(ぺサドクランプクラッシャー)です。細い針を使ってコーヒーの粉のかたまりを崩していくことで、密度を均一に整えることができる道具です。
この記事では、PESADO CLUMP CRUSHERの特徴を紹介していきます。エスプレッソの抽出の精度を上げたいという方は参考にしてみてください。
PESADO CLUMP CRUSHERとは
PESADO CLUMP CRUSHERは、その名前の通りCLUMP(塊)、CRUSHER(崩すもの)という意味で、コーヒーの粉の塊、いわゆるダマを崩して整えるために開発された道具です。
PESADOは、カフェの街としても有名なオーストラリアのメルボルン発祥のバリスタツールブランド。ポルタフィルターやタンパーをはじめ、ミルクピッチャーなど、エスプレッソに関わる様々な道具を製造し、世界中にコーヒー文化を広めています。
PESADO CLUMP CRUSHERは、長さ45mm、8本の針で作られています。針の部分と取手が取り外せるので、清掃や針が消耗した際の交換も簡単にすることができます。
PESADO CLUMP CRUSHERの使い方を解説
PESADO CLUMP CRUSHERの使用方法はとても簡単です。
グラインダーを使ってコーヒー豆を挽き、粉をポルタフィルターに入れます。この時点では粉の中にいくつも大きめの塊ができてしまっていることでしょう。そこにPESADO CLUMP CRUSHERの針を入れて、クルクルとゆっくり円を描くようにかき混ぜていきます。
すると徐々に塊が崩れて粉が均一に整えられていきます。表面まできれいになったら、さらにディストリビューターを使ってならし、タンパーで圧力をかければ粉の密度が均一になって準備万端です。
なぜエスプレッソの粉を均一にすることが重要?
それでは、なぜエスプレッソの粉を均一にすることが重要なのでしょうか。
エスプレッソ用にグラインダーでコーヒー豆を挽く時の粒度は極細です。そのため、高性能のグラインダーを使っても小さな粒がくっついて塊ができてしまうのは避けられません。
塊がある状態でポルタフィルターにセットし、タンパーで押すと見た目は均一になったように見えますが、塊があったところとそれ以外の部分では粉の密度に差ができてしまっています。それで抽出すると、お湯とコーヒーが接する部分に差が生じて抽出にムラができてしまい、味にも影響します。
コーヒーの味を最大限引き出すためにも、毎回の抽出の質を保つためにも粉の密度を均一に整えることが重要です。
多彩なデザインから選べるPESADO CLUMP CRUSHER
PESADO CLUMP CRUSHERは取っ手のデザインが多彩な点も魅力です。
R&D ESPRESSO LABでは、木目調の柄が入ったものや、ブラック、ゴールド、シルバーといった単色のシンプルなものなど、9種類を用意しています。
価格は1本4,950円で、付け替えの針は4本330円から販売しています。8本の針が付いていますが、1本だけ曲がってしまったというような場合でも1本単位で交換可能です。
まとめ
エスプレッソ用の粉を均一に整えるPESADO CLUMP CRUSHERを紹介してきました。
粉の塊をなくす丁寧な準備がおいしいエスプレッソを淹れるためには大切です。
PESADO CLUMP CRUSHERはこちらから購入できます。
PESADO CLUMP CRUSHERの付け替えの針はこちらから購入できます。
エスプレッソのクオリティを上げたいという方は、ぜひ購入を検討してみてください!